第19回きたぐちファミリーコンサート
2019年10月3日(木)江古田斎場
江古田駅周辺/江古田北口商店会主催
芸術の秋の恒例イベント、「きたぐちファミリーコンサート~武蔵野音楽大学学生による室内楽の夕べ~」が江古田斎場で行われました。武蔵野音楽大学と隣接する江古田駅北口商店会は、地域イベントに学生が参加したり、街角コンサートを商店会が支援するなどの交流があります。「音楽を学ぶ学生たちに本格的な発表の場を」と始まったきたぐちファミリーコンサート。多くのお客様が集まり、180ほどの席がいっぱいになりました。
イベントは金管楽器のファンファーレで幕を開けました。最初に商店会の佐久間利和会長から「江古田斎場を運営する東京福祉会は今年で設立100周年。武蔵野音大は設立90周年、日大芸術学部や武蔵大学もまもなく100周年を迎えます。江古田は100年前からポテンシャルがある街。きたぐちファミリーコンサートも身近な音楽祭としてこれからも続けていきたい」と挨拶があり、続いて江古田斎場の鈴木康弘斎場長が「施設を開放し、地域交流の場としたい」、武蔵野音楽大学の二瓶武廣さんが「学生たちにとって、大勢の人の前で演奏するのは大事なことです。ぜひにこやかに聞いてください」と挨拶しました。
コンサートは、サクソフォーン四重奏と金管五重奏の2部構成。モーツァルトやディズニーの名曲メドレーもあれば、コンクールの課題曲という音大生らしい選曲も。「となりのトトロ」や「銀河鉄道999」では、会場から手拍子が起こりました。最後は、10月25日から行われる大学祭「Muse Festival」の実行委員長でもある浅見泰征さんの指揮で、「上を向いて歩こう」を全員で合唱。ステージと客席が一体となった楽しいコンサートになりました。
お客様からは「音楽が好きなので楽しい」「ぜひ続けてほしい」、同級生の応援に来た学生さんからは「こんなに大勢の地域の人が集まっているのに驚きました」との声も。ステージに立った学生さんからは「最初は緊張しましたが、大勢の方に聞いてもらえてうれしいです」とコメントをいただきました。


2019年10月08日更新