大泉ほたる鑑賞会の夕べ
2019年6月3日(月)~ 9日(日)町田深水庭園
武蔵関駅・上石神井駅・下石神井周辺/上泉えびす通り商店会主催主催
大泉学園の住宅街で一年に1週間だけ、ホタルが楽しめるのが、今年で10回目を迎える大泉ほたる鑑賞会の夕べです。会場の町田深水庭園は、地元の町田勇さんが「ホタルが育つきれいな水のある場所を」と、地下100mから地下水をくみ上げ、300坪もの庭を整備。里山の環境を作り、1年をかけてホタルを育てています。
開催当日は庭に面した縁側や大広間を来場者に開放。ホタルの光が目立つよう、会場内は真っ暗で写真撮影も禁止されています。ホタルが木々の間を飛び交うと「ほら、あそこに」と声が上がったり、逆にホタルが光り始めるのを静かに待ったり。ホタルと共に過ごす特別な時間が流れているようです。
会場内の人数を調整するため入場制限も行われ、長い列ができていました。来場者は「キレイでした」「風情があるね」「大泉でこんなにたくさんのホタルが見られるとは」と感激された様子。鑑賞後、子どもたちにはシャボン玉をプレゼント。運営スタッフからは「期間中、何千人も来場されるとは聞いていたけれど、こんなに人気があるとは驚きました」という声もありました。
町田さんからは「こんなに賑やかなイベントなのは、商店会の皆さんのおかげ。私も商店会の力になりたくて、育てているんですよ」との言葉に、地域のつながりの温かさを感じました。


2019年06月13日更新